Interview
営業経験を活かしながら、
お客様のニーズに「新たな視点」を提供する。

現在の仕事内容を教えてください。
現在、マーケティング部に所属しています。仕事内容は多岐にわたりますが、大きく分けて三つの業務を担当しています。
一つ目は、商材企画です。市場のトレンドや顧客の課題・ニーズをくみ取り、ATS(アルファテック・ソリューションズの略)の技術力で提供できるソリューションを具体化してゆき、リリースします。
二つ目は、イベント出展です。親会社が主催するイベントにATS(アルファテック・ソリューションズの略)もブースを出展しており、その出展に伴う企画、運営、当日の進行など一連の業務を行っています。
三つ目は、メーカーやディストリビューターなど、パートナー企業様との窓口業務です。例えば、メーカーから新製品の情報を仕入れたり、案件の時期を共有したり。リベートやファンドの管理、販促キャンペーンの協業なども行います。
このように、マーケティング部での業務は多岐にわたり、日々新しい挑戦が求められます。
担当するセグメントはありますか?
製造・流通・サービス業界のお客様へ長らく活動を続けていますが、最近はヘルスケアや自治体・文教に特化したウェビナーを開催するなど、幅広い業界へのアプローチに努めています。
特定のセグメントごとに適したマーケティング施策・活動を実施することで、より効果的な戦略を展開しています。


営業からマーケティングに異動となり、営業の知識や現場の理解があるから活きるものはありましたか?
営業経験を通じて得たお客様のニーズや課題の理解は、マーケティング活動に役立っています。また、メーカーやディストリビューターには元々面識があるご担当者様も多かったので、従来の関係を活かしてスムーズにやり取りができています。
ただ、同じ顧客活動でも営業とマーケティングでは目的やターゲットが異なるところがあります。営業経験者として、組織内でも期待されている部分があるので、これからも頑張って貢献していきたいと思っています。
営業からマーケティングへの異動は、私に新たな視点とスキルをもたらしてくれました。
仕事のやりがいや苦労しているところはありますか?
また、成長するために取り組んでいることはありますか?
やりがいを感じるのは、紹介している製品・ソリューションがお客様のニーズとマッチした時です。営業と違ってマーケティングはお客様と直接やり取りする機会がほとんどないため、Webサイトから資料がダウンロードされたり、イベント出展時にお客様から直接良い反応をいただけると、この方向性で間違っていないのだなと感じて嬉しいです。
苦労している点は三つあります。一つ目は、ニーズの汲み取りです。「これはお客様の需要を満たすのか」「ニーズが本当にあるのか」、リリースするまで確証が持てない時が不安です。
二つ目は、パートナー企業様の窓口対応です。パートナー契約の更新や、更新にあたり必要な資格の取得、売上実績に応じた報奨金の授受などありますが、各社でプログラム内容や申請方法が異なるため、対応に苦労しています。
三つ目は社内へのアウトプットです。仕入れた情報を、業務で忙しいメンバーへどのように共有するか、そしてどのようにアルファテック・ソリューションズへ活かし還元していくかが難しい点です。
IT業界では新しい製品やソリューションが日々登場するため、社内でもいち早くキャッチアップできる部門である必要があります。そのため、ウェビナーやイベントには積極的に参加するようにしています。また、会社が提供してくれる通信教材を使ってマーケティング知識の向上にも努めています。
マーケティングは面白いですか?
はい。業務内容が多岐にわたるため、大変な部分もありますが、その分面白さを感じています。活動の中では特にイベントへ参加することが好きですね。最近ですとイベントへ行くたびにAIに関する情報がどんどんアップデートされており、見聞きすることが楽しいです。ただ、先ほどもお伝えしましたが、アウトプットが難しいと感じています。インプットしたことを社内にどう還元するかが非常に難しいです。情報共有ポータルサイトを確立させることに試行錯誤しています。
私やマーケティング部だけでなく、他の方が仕入れた情報を共有できるプラットフォームがあればいいなと思っています。


今後のビジョンについて
業務ベースで言うと、まずは情報共有のプラットフォームを確立すること、そしてアウトプットの力を強化することの二点です。少し採用ページ向きではないかもしれませんが、これらは非常に重要な課題だと考えています。
会社としては、親会社のご厚意でイベントに出展できる機会が増えているので、ATS(アルファテック・ソリューションズの略)の技術力や知識をもっと社外にアピールできるようにしたいです。現状では十分にアピールしきれていないと感じており、これを強く改善したいと思っています。
どんな人が向いていると思いますか?
社内外問わず多くの人とやり取りが多いので、コミュニケーションを取ることが好きな方や、新しい製品・ソリューションに対してキャッチアップが好きな人、戦略などを考えることが好きな人におすすめです。
また、この仕事は不確定要素が多い中で、様々な情報を分析した結果から「こうしてみたらどうなるか」といった考えを積極的にできる人も非常に向いていると思います。