Interview
真の課題に辿り着いたとき、
私たちの『価値』が伝わる瞬間

これまでの経歴と現在の仕事内容を教えてください。
入社してからずっと営業を担当しています。
最初の2年間はパートナービジネスを担当し、3年目に部署の異動があり、現在はエンドユーザー様を担当しています。
お客様の抱えているIT課題をどう解決するか、お客様と直接話をしながら、時にはSEの方と協力しながらお客様に提案するソリューション型の営業を行っています。
最近の業務は、通常の営業業務に加え、新入社員の指導も任せてもらえるようになっています。
「美点凝視」という言葉が好きなのですが、新人さんが自分の良いところを伸ばしていけるように、苦手なところはサポートして、成長の後押しをできるよう意識しています。
1日のスケジュールを教えてください。
日によって異なりますが、基本的な流れは以下の通りです。
9:00 メールチェックとタスクの振り返りを行います。
お客様との打ち合わせがある場合は、移動しながら打ち合わせ内容を確認したり、メールやチャットの返信を行います。
11:00 お客様との打ち合わせ。
お昼休憩と移動を兼ねて会社へ戻ります。
13:00 午前中に依頼があった見積の作成を行います。
定期的にチームミーティングがあり、数字の確認やお互いの活動報告を行います。その後、SEさんとのミーティングで提案方針のすり合わせを行い、それを基に提案書を作成します。
16:00 提案書の作成を開始し、ひと段落ついたら次の日の業務を確認します。
18:00 終業。
このような形で一日を過ごすことが多いです。

仕事のやりがいや苦労しているところは何ですか?
また、成長するために取り組んでいることは何ですか?
やりがい:営業として、お客様が抱えている課題をしっかり理解し、最適な提案をすることが重要です。
提案内容が明確でない場合も多く、今自分が持っている情報から仮説を立てて課題を見つける必要があります。このプロセスは一足飛びに進むわけではないため、そこに大変さはあります。
しかし、ヒアリングを重ねる中で「本当に困っていたのはこういうことだったのか」と真の課題に辿り着けたり、お客様との信頼関係を築けたりすることにやりがいを感じています。
成長するために取り組んでいること:
お客様がどういった分野に興味があるのか、今のITトレンドは何か、常に情報収集して「この製品・ソリューションはあのお客様に合いそうだな」等とアンテナを張り巡らせ、考えながら営業活動をしています。
IT製品やソリューションは日々アップデートされるため、最新情報をすぐにお客様に還元するよう努めています。
ITについて一番効果的だなと思う学び方は何ですか?
気になったことやわからないことが出てきたら、まずはインターネット等を使って自分で調べるようにしています。1つのサイトだけを読むと情報の信頼性に欠けるので、複数のサイトを見て情報の信頼性を高めています。
また、調べたことをノートにまとめて、常に振り返るようにしています。
しかし、それだけでは表面的な情報しか得られないこともあるので、実際に先輩社員に尋ねる、社内で勉強会を開いてもらう、製品を出しているメーカー様が開催するセミナーに参加するなど、自分の理解を深めるように努めています。
学び方は様々あると思うのですが、このような地道に知識を積み重ねていく活動が、自分とっては効果的な学び方でした。
今まで経験した中で思い出のある案件は何ですか?
小規模なシステムのリプレース案件がありました。担当の方はITインフラの知識が少なく、アルファテック・ソリューションズの力を借りながら検討を進めていきたいという依頼でした。
このように、ITインフラの部分が得意なお客様もいれば、その逆もあります。
この案件では、いくつかのリプレースパターンを提示しており、それぞれのメリット/デメリットを説明し、どのパターンがよりよりものか、お客様と一緒に考えるスタイルで提案を進めました。
具体的なリプレースイメージを持っていただくために、SEをアサインしたことで、より納得感を得てもらい、ITインフラの知識も身につけてもらいました。
お客様の状況に合わせてSEとチームになって動いていくのも当社のスタイルです。
その結果、当社に対し「価値」を感じてもらい、受注することが出来ました。
この案件を通じて、お客様との親密な関係を築く経験を得られたこともあり、印象深い案件です。

ATS(アルファテック・ソリューションズの略)のビジネス上(又は技術)の強み・魅力は何だと思いますか?
IT業界で50年以上の歴史があり、長年培ってきた得意分野を強みとしています。それに加えて、新しい技術が出た際には臆せず時代に合わせて提供し続けている点も大きな強みだと思います。
働き方についても、今の時代に合った制度を取り入れています。
テレワークやコアタイムがないスーパーフレックス制度があり、社員が各々の環境に合わせて柔軟に働けるところが魅力です。
社会人生活を過ごしていくと、様々なライフイベントが発生すると思います。
そういったライフイベントが発生しても、柔軟な制度があり、利用できるということがわかっているだけで、安心材料になるのではないでしょうか。
こだわっていきたい(大事にしていきたい)ことを一言で教えてください。
相手の話をしっかり聞くことを大事にしていきたいと思っています。
「しっかり」とは、お客様がおっしゃっていることの背景や意図を踏まえた上で話を聞くことです。
もしお客様が明言されていない場合は、こちらから質問をして背景を明らかにし、お客様が何をやりたいのか、本当に喜ぶことは何かをキャッチすることが重要です。
これはお客様だけでなく、社内の社員に対しても同じです。
自分とは異なる意見や思いもよらない意見を聞いた時に驚くこともありますが、最後までしっかり聞いて、その方がなぜそういう話をしているのか、どういう思いで話しているのかを理解することで、適切なコミュニケーションが取れると思います。これからもこの姿勢を大事にしていきたいと思っています。
今後のキャリア(プライベート・仕事・管理職等)について目指したいものを教えてください。
私はみんながポジティブに働ける環境を作っていきたいと考えています。
そういった環境の方が仕事のパフォーマンスも上がると思うんです。
若手と上の方との考え方にはギャップがあることも少なくないです。その中でもお互いがお互いを尊重し、年代のギャップを超えた意見交換が自然に出来るような、そんな職場環境を作りたいと個人的に考えています。
社員の持っている能力や技術を最大限に発揮できる会社、そういった環境作りに自分も貢献したいんですよね。そのために、自分が役職に就くことで環境作りがスムーズになるのであれば、役職を目指すのも一つの選択肢だと思っています。
それが最終的にはお客様のためにも繋がると信じています。